配線は押し込むものだよ

気密
通常仕様の照明用天井補強

積水ハウスのシャーウッドでは天井断熱なので、気密レベルを上げようとしても、気密面が天井の石膏ボードの上面になるため、天井面での気密施工がキモになります。

  1. 照明器具
  2. 間仕切り壁のコンセント・スイッチへの配線
  3. 配電盤

照明器具

照明器具は早めに決める必要がありますね。

ダウンライトは、天井断熱(天井面で気密を取る)なら、ダウンライトボックスをつける必要がある、と世間で言われているので、うちはシーリングライトやスポットライトに変更しました(あとから考えればダウンライトにしたうえで、ダウンライトボックスを施主支給で付けてもらう、というのも、コストはかかりますが、よい選択肢だと思います)。

うちはシーリングライトやスポットライトにしたから、気密的には問題ないと安心していたのですが…実際には課題が残ったままでした。

配線は引っ張り出して押し込む

ローゼットとか小型シーリングライトとかスポットライトにしても、照明器具施工時には、「天井面から配線をひっぱりだして」器具を取り付け、その後「配線を天井面に押し込む」ことをするそうです。照明器具の設計がだいたいそうなっているらしい。

本記事冒頭の写真の赤枠の中、照明器具をねじ止めするために天井に合板をつけておくのですが、その上に用意している黄色い配線は、通常だと合板に開けた穴からパッキンを経て通すだけで固定はしないとのこと。

それをうちの予定では、天井面の気密シートから配線を出したところで、気密テープ留めをしてもらおう、と思っていました。

しかしそれだと、石膏ボードをかぶせて、天井面への壁紙を貼った後、照明器具を取り付ける際に、配線を「押し込む」ことができません。

どうしよう。

配線を押し込むことを聞いたのは、電気屋さんの工事予定日まで1週間しかなかったので、大変にあわてました。

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