風の中、中間気密測定の日。暫定C値0.23

2回目測定時 気密
αAが、22平方センチ、ですが…

先日、晴天ではあるものの風がやまない日が中間気密測定の日でした。1回の測定あたり圧力差の計測が3回ずつ(通常は5回ずつなのに)、全体としての数値も想像には及ばず施主である私たちは、…。期待していたのは総相当隙間面積αAの値が10平方センチを切り、C値でいえば0.1を切ることだったのです。

しかしながら、手計算でのC値は単純平均値で0.23と期待値より悪かったものの、よく目標にされる0.3よりは良い値が出たのはよかったです。監督さん、大工さん、皆さんには大変感謝いたします。特に、監督さんと大工さんには大変にご尽力いただいており、感謝に堪えません。

現時点でレポート未見なので、以下は、私による手計算です。

とりあえず数値の確認だけはしておこうと、JIS A 2201:2017(以下「新JIS」と記す)を購入し、下記の紙片に見える数値を検算してみると、どうもJIS A 2201:2003(「旧JIS」)に基づいた計算に見えます。具体的には、旧JISだと計測して得られた通気量をそのまま隙間から入ってくる通気量\(Q\)として用いるのに対し、新JISだと計測して得られた通気量を\(Q_m\)とすると、

\(\displaystyle Q = Q_m\frac{273.15 + t_o}{273.15+t_i}\)

ただし\(t_0\)、\(t_i\)はそれぞれ室外、室内の空気温度(℃)、と補正する点が異なる(はず。旧JISは入手していないので、想像です)。

紙片のαA値は、順に33, 22, 33平方センチとなっていますが、新JISの計算だと
順に35.1, 23.1, 34.7平方センチになり、少し悪くなる、…

ただ、自分で試算した決定係数の値(小数点以下4桁めを四捨五入)は、順に0.986, 1.000, 0.985と、第1回と第3回の計測はいまひとつなので、第2回を重視すると、C値0.2くらいになっているかもしれません。

現状で緩むことなく、さらに気を引き締めて、がんばっていきたいと思います。また、家の仕様、工夫したこと、苦労した点など、順次ノートに書いていきますね。

計測その1
計測その2
計測その3
タイトルとURLをコピーしました